「草野球の窓」くまの穴

第1章 「審判用具あれこれ」
(4)服 装

【服装】
  審判員の服装は、それぞれの団体により取り決められています。一昔前までは、紺色一色の上下服というものが審判員の常識であるかのように言われておりました。私も公式審判員を始めたころは、団体からやはりそれらを支給されたのでした。
 その当時、袖の部分に団体名が刺繍されたその服を着用することがとても嬉しくて、「早く次の試合日が来ないかなあ」と、まるで遠足の日をカレンダーを見ながら待ち焦がれる小学生のような気持ちでした。今となっては、たいへん懐かしい思い出です。そして、夏服といえば白の長袖カッターシャツが定番でした。私が所属した団体も例外ではありません。

 けれども、私がデビューした翌年には、その団体の夏服は半袖へと変わりました。
私がたいへん汗かきで、いつも袖口まで汗でドロドロにしていたのを団体の会長が気を使ってくださって、少しでも快適に審判員を務めてもらえるようにとの配慮からの変更でした。でもその半袖がこれまたものすごく嬉しくて、たいへん重宝しておりました。

 最近では、各団体の審判員は特徴ある審判服をそれぞれ着用しておられます。白一色に限らず、スカイブルーや縞模様、鮮やかなオレンジ色をまとった審判さんもみかけます。この審判服をみたら、「ああ、○○連盟の審判さんだな」とわかることも多くなりました。審判員はもはや黒子ではなくなってきたのかもしれません。私にとってはありがたいことです。して、私といえば、真冬を除いて、ブルーの半袖シャツに紺のスラックスがお気に入りです。ところで、この審判服を単なる作業服と思っている選手や審判員の方が結構多いことには驚きました。

 「審判服は礼服です」

この場ではっきりとそう申し上げます。

(2001.2.28)



   今日も元気に「ストライク!」




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