「草野球の窓」くまの穴

第2章(7)「守備と走塁に対する判定」
C.守備妨害

【守備妨害・バッターアウト(ランナーアウト)】
 打者や走者が守備を妨害したと判断しましたら、審判員は守備妨害の宣告を行わなければなりません。打者による妨害であれば、球審は打者を指差して「守備妨害」と宣告し、続いてアウトのジェスチュアで「バッターアウト」とコールします。走者による妨害があったときは、球審または塁審はその走者を指差して「守備妨害」とコールしてアウトのジェスチュアで「ランナーアウト」と宣告します。

 守備妨害が宣告されるとボールデッドになり、走者は帰塁する義務が生じます。打者には通常一塁が与えられます。けれども、併殺プレイの際、先に封殺された走者によって野手の一塁への送球行為が妨害されたときは、打者にもアウトが宣告されることがあります。

<例>

 走者二塁。打者は遊ゴロを打った。遊撃手は捕球後一塁へ送球しようとしたが、二塁走者と接触したため送球できなかった。

 走者の妨害が打球そのもの打球を処理中の野手に対して行われたときは、故意であったか故意でなかったかの区別なく、その走者はアウトになります。ですから、このケースでは二塁走者をアウトにして、打者走者に一塁を与え試合再開となります。


 守備妨害の宣告はかなりの技術と度胸を有します。特に「攻撃側審判」では至難の技ともいえるでしょう。けれどもこういった特殊な判定を行うということは、自チーム、相手チームとも規則の勉強を行うには絶好の機会です。妨害が発生したと思われたら、決して臆することなく、堂々と守備妨害の宣告ができるように、普段から少しずつ慣らしていただきたいと思います。

(2001.5.23)


   今日も元気に「ストライク!」



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草審判員 くま


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