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例えば、走者が塁を空過(踏み忘れ)したときのように、野手が言葉と動作で攻撃側選手の規則違反を指摘し、審判員に対してアウトを主張するプレイをアピールプレイといいます。野手からアピールがありましたら、指名を受けた審判員は、そのアピールを認めるか、もしくは認めないかを明示しなければなりません。
【アウト】【セーフ】
アピールを認めて走者をアウトにするときはアウトのジェスチュアで「アウト」と宣告します。認めないときはセーフのジェスチュアで「セーフ」と発声します。
アピールは野手によって言葉と動作で正しく行われた場合でないと受け付けてはなりません。正しい方法とは、「規則違反が行われた塁またはその走者にタッチし(動作)、どのような違反が行われたかを審判員に言葉で具体的に表す」ことです。言葉と動作のどちらかが欠けていたときは、「アピールの方法が間違っています」と審判員は答えます。ただ単に球を持って塁上に野手が立っただけではアピールとはみなすことはできません。
また、アピールプレイはボールインプレイの状態でないと受け付けてはならないので、正しいアピールの仕方をその場で野手に伝えることはしてはなりません。もしどうしてもその方法を解説する必要性に迫られましたらタイム中に行なってください。そして、ボールデッド中にアピールプレイがありましたら、「タイム中です。アピールは球審が『プレイ』を宣告してから行ってください」と答えてください。
<アピールプレイが行なわれた際の特殊な答え方の例>
例1
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塁上で走者の空過のアピールがあり、しかもその塁を複数の走者が通過していた場合は、単に「走者がこの塁を空過した」とだけ野手から言われましても、どの走者かわかりません。そのときは、「どの走者ですか」と野手に聞きます。野手はその塁を通過した走者の数だけ連続してアピールすることができます。ですから、三塁打の後、二塁上で一塁走者の空過をアピールしてセーフの判定でも、続いて打者走者の空過をアピールすることが可能なわけです。 |
例2
打球を追ったりして、塁の空過や走者のリタッチ(タッチアップ)を確認できなかった審判員に対してアピールプレイがありましたら、その審判員はその塁をカバーした審判員に裁定を一任します。例えば、走者三塁のとき、左翼飛を三塁塁審が追った場合、走者のタッチアップが捕球より早かったか否かは球審がカバーします。野手が三塁に触れて三塁塁審に「走者のタッチアップが早かったです」とアピールしたときは、塁審はタッチアップを確認した球審を指差します。これが裁定一任の合図です。球審はアピールのあった塁の方向へ数歩進んで、アピールを認めるか認めないかの判定を行います。
今日も元気に「ストライク!」 |
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