「草野球の窓」くまの穴

第2章(8)「試合の停止」

【タイム】

 審判員が試合を一時停止させるときに使います。横へ移動するか、もしくは前方に移動して、両手を高々と挙げ、「タイム」と宣告します。一人の審判員が宣告を行ったら、他の審判員も同調して同じ動作で「タイム」と発声します。審判員全員が試合の一時停止を確認するためです。一人の審判員がタイムを宣告したが、他の審判員がこれに気づかずにプレイが続行されたというケースがまれにあります。このようなことにならないように、タイムの宣告は他の審判員がはっきりと気づくよう、少々オーバーに行って構いません。一人の審判員でもタイムを宣告したら、試合はそこで停止されます。球審が再開させるまで、選手はいかなるプレイもできません。

 選手は機会を選ばずにタイムの要求を行うことが多いものです。選手からタイムの要求がありましても、即タイムを宣告するのではなく、プレイが一段落しているかどうかを十分確認してから宣告するようにしましょう。
 また、走者はタイムの要求後すぐに塁を離れることがしばしばあります。そのようなときは、「まだタイムは宣告していません! 塁を離れないでください!」と叫んで、走者を制止させてください。タイムは要求があったときから効力をもつものではありません。あくまで、審判員が宣告したときからです。選手の皆様にも、このことは周知徹底しておいてください。

 捕手は、打者が四球で一塁を与えられた際に即球審へタイムの要求を行うことがたびたび見受けられます。打者が一塁に到達するまでは試合は続いています。試合続行中に審判員はタイムを宣告してはいけません。もし、捕手からタイムの要求がありました際には、球審は「打者が一塁に着くまでタイムは宣告できません」と答えましょう。そして、打者が一塁に到達したことを確認してから「タイム」と両手を挙げてください。

   今日も元気に「ストライク!」




(2001.7.3)

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草審判員 くま


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