「草野球の窓」くまの穴

第2章(9)
「試合開始前と終了時のあいさつ」


【集合】 【礼】
 球審は試合開始予定時刻の5分前になりましたら、両チームの全選手がダッグアウト前に横一列となって整列することを命じます。整列を確認したところで「集合!」と元気よく声をかけ、両チームを本塁に集めます。選手は本塁を挟んで、打者席の外側に監督を先頭にし、本塁から内野へ向けて一列になって、両チームが向かい合います。なお、選手が各ラインを踏まないように指導してください。

 審判員は本塁を中心にして、捕手席の後ろに横一列に並びます。審判員が二人のときは球審の右側に塁審が立ちます。三人のときは、球審の右側に一塁塁審、左側に三塁塁審が並びます。四人の際は、三人の例に加えて二塁塁審が球審と三塁塁審の間に入ります。整列が終わりましたら、球審は球場規則(特別グラウンドルール)などを説明します。説明が終わりましたら、両チームの監督に握手させます。握手が終わり監督が列に戻ったことを確認してから、球審は、
「では、ただ今より始めます。礼!」
と声をかけます。選手と審判員全員が脱帽の上、相互の礼を行います。

お願いします!

そして先攻チームはダッグアウトに戻り、後攻チームはそのまま守備につきます。


【ゲーム】
 試合が終了しましたら、球審は試合開始のときと同じ要領で選手と塁審を整列させます。そして両チームの監督に握手をさせた後に「ゲーム」とコールし、プレイと同じ動作で右手を上げます。この宣告を聞いて選手と審判員全員は脱帽して、相互の礼を交わします。

ありがとうございました!

 つい先ほどまで息詰まる接戦を繰り広げてきた双方のチームの皆がホッと一息つき、お互いのプレイを称えあって笑い声をあげる。

「お疲れさま」
「またお会いいたしましょう」
「今度は負けませんよ」

 こんな会話が聞こえてくるところが、私たちの草野球の素敵なところであると私は思います。私もこのような会話を交わすことが楽しみで審判をやっていると言っても過言ではありません。

   今日も元気に「ストライク!」




(2001.7.9)

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草審判員 くま


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