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この章では、打球や送球に対して判定を行うために必要な球審及び塁審の動き方、またその連携動作について解説してまいります。
審判員は球審と塁審に区別されますが、彼らは決して好き勝手に球場内を走り回っているわけではありません。打球を一人の審判員が追った場合、彼が受け持っていた塁における判定は、他の審判員が応援するのです。選手におけるベースカバーと同じようなものとお考えになってよろしいと思います。これらの連携動作は一朝一夕に習得できるものではありませんが、少しでも多くの試合に出場されまして、その経験を積んでいただきたいと思います。
さて、これから書きます連携動作の具体的な内容ですが、これらも第2章と同じように、各軟式野球団体で採用されている方法をベースにしながらも、私が各諸先輩から独自に教わったもの、及び同僚たちと研究したもの、また、私の経験から生み出したオリジナルも多く含みます。 |
(1)単独制審判の動作
A.構える位置
一人の審判員で試合を行う場合、その開始から終了まで、ありとあらゆるプレイの判定を単独で行う必要があります。
通常は捕手の後ろに位置して投球他の判定を行いますが、時として、走者に対する判定に備えて投手の後方に位置しても構いません(図1)。この場合、投球の判定は投手の後方から行うこととなりますので、ある程度の熟練が必要でしょう。もし、投手後方からの投球の判定に自信を持つことができませんときは、常に捕手の後ろで構えてください。 |
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| 草審判員 くま |