打球に対しフェアの宣告を行ったら、次に内野内へ移動して、打者走者の一塁触塁を確認及び二塁走者の三塁や本塁への進塁に備えます。マウンド付近で一・二・三塁を注視し、球が野手によってどこへ送られるかに注意してください。二塁走者が本塁へ向かうときは本塁へ戻ることが基本ですが、本塁への送球がない場合は、内野内からこの走者の本塁触塁を確認しても構いません。 走者が本塁に達した後はプレイは打者走者に対してだけ行われることになります。打者走者に神経を集中させましょう。(図22) |
もし打者走者に対して二塁上でタッグプレイが発生したとき、ファウル地域からの判定ではあまりに距離がありすぎるため、その判定が正しいものであったとしましても、選手はこの判定に不信感を抱くことにもなります。それを少しでも防ぐように、審判員は可能な限りプレイに近づく努力を惜しんではいけません。もし距離を縮めることが不可能なときは、プレイを注視する角度に気をつけ、プレイをよく見渡すことのできる位置を占めて判定を行うことです。この辺りのテクニックは走者の人数やその位置に関係なく重要ですので、身体が自然に動くようになるまで何回も練習してください。(図23) |
二塁走者の得点が明らかで、守備側も本塁へ送球しないときは本塁へは戻らずに内野内から本塁触塁を見ても構いません。このときは引き続いて行われるであろう、打者走者に対するタッグプレイに注意して二・三塁上に視点をおきます。(図24) |
| 前項に戻る | 「くまの穴」メニュー | 次項へ進む |
| 草審判員 くま |