「草野球の窓」くまの穴

第3章(1)単独制審判の動作
D.外野飛球に対する判定
〜走者二・三塁の場合〜

<打球が右翼線へ飛んだとき>

 打球が一塁のファウルライン際へ飛んだときは、審判員はファウルラインに沿って進み、打球の判定を行なうことは他の例と同じです。打球がフェアのときは二・三塁走者の本塁への進塁に注意します。二走者が相次いで生還というケースが多く、審判員は打者走者の二塁進塁を確認することよりもむしろ打球の判定の後は本塁へ戻って、本塁上のプレイに備えるようにしてください。

 明らかに長打となるケースでしたら、二走者の得点は確実視できますので、そのときは打者走者を追って内野へ入り、内野内からすべての塁を見ていただいても結構です。外野飛球の場合は特に三塁走者のタッグアップに用心してください。(図34)



<打球が右中間から左中間へ飛んだとき>

 打球が標記の位置へ飛んだとき、審判員はまず最初に三塁走者の動きに注意します。本塁への走塁を始めたか、もしくはタッグアップして野手の捕球後に本塁へ突入しようとしているかを見極めます。

 長打になったときは、審判員は内野へ入って全走者の進塁に注意してください。二・三塁走者の得点の確認を内野内から行って構いません。
 打者走者に対する三塁や本塁上でのプレイがあると思われるときはプレイが行われる前にその塁へ着いてください。(図35)



<打球が左翼線へ飛んだとき>

 左翼線へ飛球が打たれたときはラインに沿って進み、まずは打球の判定。ただし三塁に走者がいますので、深追いはできません。三塁走者が本塁へ突進しているときは、その走塁を妨害することのないよう注意してください。走者が野手の捕球後に本塁へ向かおうと準備したときには、打球と野手、そしてこの走者が同一視界に入るようなポジションを占めます。

 他の例と同様、長打となる時は思い切って内野へ入り、打者走者の進塁に備えます。外野手が捕球後、本塁送球を試みました際には、本塁へ戻って塁上のプレイに準備します。(図36)




   今日も元気に「ストライク!」

(2001.9.26)

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草審判員 くま


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