「草野球の窓」くまの穴

第3章(1)単独制審判の動作
D.外野飛球に対する判定
〜走者満塁の場合〜

<打球が右翼線へ飛んだとき>

 審判員の動き方は、基本的に走者二・三塁のときと変わりません。打球が一塁のファウルラインに沿って飛んだときはファウルラインをまたいだ状態で進んで、打球の判定を行ないます。
 外野飛球の場合は特に三塁走者のタッグアップを確認することが求められます。外野手が捕球した後即座に視線を三塁走者に移して、走者の離塁が捕球より早くないかどうかを判断します。
 打球がフェアのときは二・三塁走者の本塁への進塁に注意します。本塁上でプレイが行われるような状態でしたら素早く本塁まで戻る必要があります。明らかに長打となるケースでしたら、二・三塁走者の本塁到達は確実ですので、審判員は一塁走者と打者走者の進塁に注意して内野内に位置します。(図37)



<打球が右中間から左中間へ飛んだとき>

 審判員の動き方は、この例も基本的に走者二・三塁のときと変わりません。打球が標記の位置へ飛んだとき、審判員はまず最初に三塁走者の動きに注意します。本塁への走塁を始めたか、もしくはタッグアップして野手の捕球後に本塁へ突入しようとしているかを見極めます。
 長打のときは、審判員は内野へ入って全走者の進塁に注意してください。二・三塁走者の本塁触塁を確認することも大事ですが、一塁走者と打者走者の各塁上におけるプレイも大事です。二・三塁走者の得点の確認は内野内から行って構いません。一塁走者や打者走者に対する三塁や本塁上でのプレイがあると思われるときはプレイが行われる前にその塁へ着いてください。(図38)



<打球が左翼線へ飛んだとき>

 この例のときも審判員の動き方は走者二・三塁の場合と変わりません。左翼線へ打球が飛んだときはラインに沿って進み、第一にこの打球の判定を行います。ただし三塁に走者がいますので、深追いはできません。三塁走者が本塁へ突進しているときは、彼の走路をふさいでしまわないように注意してください。走者が野手の捕球後に本塁へ向かおうと準備したときには、打球と野手、そしてこの走者が同一視界に入るようなポジションを占めます。
 長打となる時は内野へ入り、内野内から二・三塁走者の本塁触塁を見ることも可能です。その後、一塁走者や打者走者の進塁に備えて各塁へ移動します。(図39)




   今日も元気に「ストライク!」

(2001.10.4)

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草審判員 くま


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