「草野球の窓」くまの穴

第3章「審判員の連携動作」
(2)四人制審判の連携動作


A.本題に入る前に

「クロックワイズとカウンター・クロックワイズ」

 ここでは、四人の審判員で試合を担当するときの各審判員の動き方について説明します。

 昨今、各野球団体は野球がオリンピック競技に採用されたことを受け、その審判法をこれまでのわが国特有のもの(カウンター・クロックワイズ=各審判員が反時計回りを基本として動く方法)から、国際標準とされている方法(クロックワイズ=各審判員が時計回りを基本として動く方法)へ切り替える傾向にあります。
 私たちの草野球とも深く関わりのある「全日本軟式野球連盟」でも、今はこの国際標準で審判を行っています。
 ですから、この「くまの穴」でも、最新式のクロックワイズを解説することが望まれるところであることはよく承知しております。

 しかし、このクロックワイズの習得にはかなりの鍛錬を必要とすること(審判員一人あたりの行動範囲が広く、アウトカウントによって動き方が異なる)、そしてプレイが行われた場所から審判員の位置までの距離よりも角度を重んじるクロックワイズは、ファウル地域や外野のフェア地域が狭いことの多いわが国のグラウンドでは不向き(角度をとることのできる場所がない)ということがあるのです。

 そこで、ここでは初心者でも理解しやすく、習得が比較的簡単であると思われる、カウンター・クロックワイズを取り上げることに致しました。これから審判員を目指そうとお考えの皆さまには、このカウンター・クロックワイズの動き方を学ぶことがこれからの勉学にきっと役に立つだろうと私は思います。




   今日も元気に「ストライク!」

(2001.10.27)

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草審判員 くま


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