「草野球の窓」くまの穴

第3章(2)四人制審判の連携動作
E.外野飛球に対する判定
〜走者なしの場合〜

<打球が右翼線へ飛んだとき>(図52)

a) 一塁塁審
 打球を追いかけます。ファウルライン際の打球の際には、ファウルラインをまたいだ状態で打球の行方を注視します。そしてフェアの宣告の後、野手が打球に追いつき、内野へ送球するまではその場にとどまります。内野への送球後は小走りに一塁へ戻ります。

b) 球審
 打球を追ったために一塁塁審が一塁を離れましたので、打者走者の一塁触塁は球審が確認します。本・一塁間の中間くらいまで前へ出てきて確認することが理想です。触塁を確認しましたら、一塁塁審が戻って来るまで、一塁でのプレイに責任をもちます。もし打者走者が三進を企てたときには、速やかに本塁へ戻って、本塁上でのプレイに準備します。

c) 二塁塁審
 内野内へ入って、打球と打者走者の両方が同一視界におさまるような位置を占めます。打者走者の二塁でのプレイを判定します。

d) 三塁塁審
 打球と打者走者の両方を同一視界におさめ、打者走者の三進に備えます。



<打球が右中間〜左中間へ飛んだとき>(図53)

a) 二塁塁審
 打球を追います。フェアを宣告しましたら、野手が内野へ送球するまではその場にとどまります。内野への送球後は小走りにニ塁へ戻ります。

b) 一塁塁審
 打球を追って二塁塁審が二塁を離れましたので、打者走者の二塁上での判定は一塁塁審が担当します。まず最初に、内野内、一・二塁間の中間近くまで走りこみます。走りこんだ直後に身体を反転させ、打者走者の一塁触塁を確認します。
 もし引き続いて打者走者が二塁へ向かって走りましたら、彼を追ってともに二塁へ行きます。そして打者走者の二塁触塁を見ます。もし外野から返球があって、二塁上でタッグプレイが発生したときは、その判定を行います。


c) 三塁塁審
 打球の位置に注意しながら打者走者の三進に備えます。

d) 球審
 打球の位置に注意しながら打者走者の本進に備えます。



<打球が左翼線へ飛んだとき>(図54)

a) 三塁塁審
 打球を追います。ファウルライン付近への打球は、ファウルラインをまたいで判定します。そしてフェア宣告後、野手が内野へ送球するまではその場にとどまります。内野への送球後は小走りに三塁へ戻ります。

b) 球審
 打球を追って三塁塁審が三塁を離れたときは、打者走者の三塁上での判定は球審が受け持ちます。球審は三・本塁間の中間くらいまで進み、打者走者の進塁に気をつけます。そして打者走者が三塁へ向かいましたら、三塁まで走ります。球審は打者走者の三塁触塁確認と三塁上で発生するタッグプレイの判定を行います。

c) 一塁塁審
 打者走者の一塁触塁を確認した後、本・一塁間の中間まで本塁へ近づきます。そして、球審が三塁へ向かって走り、本塁を空けることになりましたら本塁まで走って、打者走者の本塁突入に備えます。

d) ニ塁塁審
 打球と打者走者を同一視界に入れるため、内野内へ走りこみます。そして打者走者の二塁触塁を確認すると同時に、二塁上でタッグプレイが発生したときにはその判定を行います。




   今日も元気に「ストライク!」

(2001.12.11)

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草審判員 くま


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