「草野球の窓」くまの穴

第3章(2)四人制審判の連携動作
E.外野飛球に対する判定
〜走者一塁の場合〜

<打球が右翼線へ飛んだとき>(図55)

a) 一塁塁審
 まず最初に打球を追います。ファウルライン際への打球はファウルラインをまたいで判定します。
 そしてフェアの宣告後は、野手が内野へ送球するまではその場にとどまります。内野への送球後は直ちに一塁へ戻ります。

b) 球審
 一塁塁審が打球を追って一塁を離れましたので、打者走者の一塁上での判定は球審が受け持ちます。球審は本塁と一塁の中間くらいの位置まで進み、打者走者の一塁触塁を確認します。この後、一塁走者の本塁への走塁に備えるため、すぐさま本塁へ帰ります。

c) 二塁塁審
 一塁走者の二塁触塁を内野の外側から確認するとともに、打者走者の二進に準備します。打者走者が二塁に達するまでには内野内へ入ってその後のプレイに注意します。

d) 三塁塁審
 一塁走者の三進に備えます。全走者の三塁におけるプレイに責任を持ちます。



<打球が右中間〜左中間へ飛んだとき>(図56)

a) 二塁塁審
 打球を追いかけます。フェア宣告後は、野手が内野へ送球するまでその場にとどまります。内野への送球後は直ちに二塁へ戻ります。

b) 一塁塁審
 二塁塁審が二塁を離れましたので、一塁走者の二塁触塁は一塁塁審が確認します。一塁走者が二塁へ走りましたら、走者を追って二塁へ走ります。そして可能な限り二塁に近づいて一塁走者の二塁触塁を見てください。二塁塁審が戻ってくるまでは二塁上における一塁走者及び打者走者に対するプレイの判定を行います。二塁塁審が戻ってきましたら、プレイに注意しながら一塁へ戻ります。

c) 球審
 打者走者の一塁触塁は、一塁走者を追った一塁塁審に代わって球審が確認します。球審は本・一塁間の中間くらいまで打者走者を追い、彼の触塁を見ます。そして一塁塁審が一塁走者のプレイを見ている間は、打者走者の動きに注意しておきます。一塁走者が三塁へ向かって走塁を始めましたら、本塁へ直ちに引き返し、走者の本塁突入に備えます。

d) 三塁塁審
 全走者の三塁触塁や三塁上でのプレイに準備します。



<打球が左翼線へ飛んだとき>(図57)

a) 三塁塁審
 打球を追います。ファウルライン付近への打球はファウルラインをまたいで判定します。そしてフェア宣告後、野手が内野へ送球するまではその場にとどまります。内野への送球後は小走りに三塁へ戻ります。目安として、打者走者が三塁に達するまでには塁へ戻ることができるようにします。

b) 球審
 打球を追って三塁塁審が三塁を離れたときは一塁走者及び打者走者の三塁上でのプレイは球審が判定します。球審は三・本塁間の中間くらいのファウル地域で一塁走者の三塁触塁を確認します。そして、走者の本塁への走塁に備えるため本塁へ直ちに帰ります。
 ただし、三塁上で一塁走者に対するタッグプレイが発生しそうなときは三塁へ走り、これの判定を行います。

 また、三塁打になる可能性がありましたら、一塁走者の三塁触塁を前述のファウル地域で見た後、打者走者の三進を確認するため三塁へ走ります。もし三塁塁審が打者走者の三塁到達までに戻ってくることが可能でしたら、打者走者は塁審に任せます。

c) 一塁塁審
 打者走者の一塁触塁を確認した後、本・一塁間の中間ほどまで本塁へ近づきます。その位置から打者走者の動きを注意します。そして、球審が三塁をカバーするために本塁から離れることになりましたら本塁まで走ります。このとき、一塁走者と打者走者の本塁上におけるプレイの判定は一塁塁審の担当となります。

d) 二塁塁審
 一塁走者の二塁触塁を確認した後、打球と打者走者を同一視界に入れるため内野内へ走りこみます。そして打者走者の二塁触塁を確認すると同時に、二塁上でタッグプレイが発生したときにはその判定を行います。




   今日も元気に「ストライク!」

(2001.12.20)

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草審判員 くま


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