「草野球の窓」くまの穴

第3章(2)四人制審判の連携動作
E.外野飛球に対する判定
〜走者二塁の場合〜

<打球が右翼線へ飛んだとき>(図58)

a) 一塁塁審
 打球を追って走ります。これまでの場合と同様、ファウルライン際への打球はファウルラインをまたいで判定します。そしてフェアの宣告後は、野手が内野へ送球するまではその場にとどまります。内野への送球後は直ちに一塁へ戻ります。

b) 球審
 一塁塁審が打球を追って一塁を離れましたので、打者走者の一塁上での判定は球審が受け持ちます。球審は本塁と一塁の中間くらいの位置のファウル地域に進み、そこから打者走者の一塁触塁を確認します。その後二塁走者の本塁進塁に備えるため、視線を二塁走者に移します。
 もし二塁走者に対して本塁上でタッグプレイが発生しそうだという状態でしたら、急いで本塁へ戻ってプレイに備えます。二塁走者がプレイ無しに得点できそうなときは本塁へ戻らなくて構いません。本塁触塁はその場で確認してください。

c) 二塁塁審
 打者走者の二進に準備するため、内野内へ移動して、打球と打者走者を同一視界に入れます。打者走者の二塁触塁と二塁上におけるプレイの判定を受け持ちます。

d) 三塁塁審
 二塁走者の三塁触塁を確認します。打者走者の三進にも準備します。



<打球が右中間〜左中間へ飛んだとき>(図59)

a) 二塁塁審
 打球を外野へ追います。フェア宣告後は野手が内野へ送球するまでその場にとどまります。内野への送球後は小走りに二塁へ戻ります。

b) 一塁塁審
 打球を追った二塁塁審に代わって打者走者の二塁上でのプレイは一塁塁審が担当します。
 まず内野内、一・二塁間の中間近くまで走りこみます。走りこんだ直後に身体を反転させ、打者走者の一塁触塁を確認します。もし引き続いて打者走者が二塁へ向かって走りましたら、走者を追ってともに二塁へ走ります。そして打者走者の二塁触塁を見ます。
 外野から返球があって、二塁上でタッグプレイが発生したときは、その判定を行います。

c) 球審
 打球の位置に注意しながら二塁走者の本塁突入に備えます。打者走者の本進にも準備します。

d) 三塁塁審
 打球の位置に注意しながら二塁走者の三塁触塁を確認します。そして打者走者の三進に備えます。三塁上におけるプレイはもちろん三塁塁審が判定します。



<打球が左翼線へ飛んだとき>(図60)

a) 三塁塁審
 打球を追います。ファウルライン付近への打球はファウルラインをまたいで判定します。そしてフェア宣告後、野手が内野へ送球するまではその場にとどまります。内野への送球後は直ちにに三塁へ戻ります。打者走者に対して三塁上でタッグプレイが発生しそうな雰囲気でしたら、それまでに三塁へ帰ってください。

b) 球審
 打球を追って三塁塁審が三塁を離れましたので、二塁走者の三塁触塁は球審が確認します。球審は三・本塁間の中間くらいのファウル地域まで進み、そこから三塁を見ます。二塁走者がさらに本進しましたら、その場から本塁の触塁を確認します。
 もし、二塁走者に対して本塁上でタッグプレイが行われそうと判断できるときは、その判定を行うために本塁へ戻ります。二塁走者の得点後、打者走者に対して三塁上でタッグプレイが行われると予想できるときで、球審が本塁へ戻らないとき、かつ三塁塁審が三塁へ戻ることが遅れている際には球審が三塁をカバーします。

c) 一塁塁審
 打者走者の一塁触塁を確認します。球審が三塁へ向かい、本塁を空けることになりましたら本塁まで走って、打者走者の本塁突入に備えます。

d) 二塁塁審
 打球と打者走者を同一視界に入れるため、内野内へ走りこみます。そして打者走者の二塁触塁を確認すると同時に、二塁上でタッグプレイが発生したときにはその判定を行います。




   今日も元気に「ストライク!」

(2002.1.8)

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草審判員 くま


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