「草野球の窓」くまの穴

第3章(2)四人制審判の連携動作
E.外野飛球に対する判定
〜走者三塁の場合〜

<打球が右翼線へ飛んだとき>(図61)

a) 一塁塁審
 打球を追います。ファウルライン際への打球はファウルラインをまたいで判定します。そしてフェアの宣告後は、野手が内野へ送球するまではその場にとどまります。内野への送球後は直ちに一塁へ戻ります。

b) 球審
 一塁塁審が打球を追って一塁を離れましたので、打者走者の一塁上での判定は球審の担当です。球審は本塁と一塁の中間くらいの位置のファウル地域に進み、そこから打者走者の一塁触塁と三塁走者の本塁触塁の両方を確認します。一塁を見てから本塁を見るか。本塁を見てから一塁を見るか。それは各走者の動きに合わせてください。三塁走者が本塁に達した後は、一塁塁審が戻るまで打者走者の一・二塁間での動きに注意しておきます。

c) 二塁塁審
 打者走者の二進に準備するため、内野内へ移動して、打球と打者走者を同一視界に入れます。打者走者の二塁触塁と二塁上におけるプレイの判定を受け持ちます。

d) 三塁塁審
 打者走者の三進に準備します。



<打球が右中間〜左中間へ飛んだとき>(図62)

a) 二塁塁審
 打球を追って走ります。フェア宣告後は野手が内野へ送球するまでその場にとどまります。内野への送球後は小走りに二塁へ戻ります。

b) 一塁塁審
 打者走者の二塁上でのプレイは二塁塁審に代わって一塁塁審が判定します。まず、内野内、一・二塁間の中間近くまで走りこみます。走りこんだ直後に身体を反転させ、打者走者の一塁触塁を確認します。
 もし引き続いて打者走者が二塁へ向かって走りましたら、走者を追ってともに二塁へ走ります。そして打者走者の二塁触塁を見ます。もし外野から返球があって、二塁上でタッグプレイが発生したときは、その判定を行います。


c) 球審
 三塁走者の本塁触塁を確認します。その後は打者走者の進塁に注意します。

d) 三塁塁審
 打者走者の三進に準備します。打者走者に対する三塁上でのタッグプレイはもちろん三塁塁審の担当です。



<打球が左翼線へ飛んだとき>(図63)

a) 三塁塁審
 打球を追って走ります。ファウルライン付近への打球はファウルラインをまたいで判定します。そしてフェア宣告後、野手が内野へ送球するまではその場にとどまります。内野への送球後は直ちにに三塁へ戻ります。打者走者に対して三塁上でタッグプレイが発生しそうな雰囲気でしたら、それまでに三塁へ帰ってください。

b) 球審
 まず最初に球審は三・本塁間の中間くらいのファウル地域まで進み、そこから本塁を見ます。三塁走者の本塁触塁を確認し終わりましたら、三塁へ向かって、打者走者の三塁上でのプレイに準備します。打者走者が三塁に達するまでに三塁塁審が三塁へ戻ってくることができれば、球審は本塁へ帰ります。

c) 一塁塁審
 打者走者の一塁触塁を確認します。球審が三塁へ向かい、本塁を空けることになりましたら本塁まで走って、打者走者の本進に備えます。

d) 二塁塁審
 打球と打者走者を同一視界に入れるため、内野内へ走りこみます。そして打者走者の二塁触塁を確認し、二塁上でタッグプレイが発生したときはその判定を行います。




   今日も元気に「ストライク!」

(2002.1.22)

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草審判員 くま


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