「草野球の窓」くまの穴

第3章(2)四人制審判の連携動作
E.外野飛球に対する判定
〜走者一・二塁の場合〜

<打球が右翼線へ飛んだとき>(図64)

a) 一塁塁審
 打球を追います。ファウルライン際への打球はラインをまたいで判定します。そしてフェアの宣告後は、野手が内野へ送球するまではその場にとどまり、内野への送球後は直ちに一塁へ戻ります。

b) 球審
 一塁塁審が打球を追って一塁を離れましたので、打者走者の一塁上での判定は球審が受け持ちます。球審は本塁と一塁の中間くらいの位置のファウル地域に進み、そこから打者走者の一塁触塁を確認します。その後一・二塁走者の本塁進塁に備えるため、視線を二走者に移します。もしこの二走者に対して本塁上でタッグプレイが発生しそうだという状態でしたら、急いで本塁へ戻ってプレイに備えます。二走者がプレイ無しに得点できそうなときは本塁へ戻らなくて構いません。本塁触塁はその場で確認してください。

c) 二塁塁審
 一塁走者の二塁触塁を内野の外側から確認するとともに、打者走者の二進に準備します。打者走者が二塁に達するまでには内野内へ入ってその後のプレイに注意します。

d) 三塁塁審
 二走者の三塁触塁を確認します。打者走者の三進にも準備します。



<打球が右中間〜左中間へ飛んだとき>(図65)

a) 二塁塁審
 打球を追いかけます。フェア宣告後は野手が内野へ送球するまでその場にとどまります。内野への送球後は直ちに二塁へ戻ってください。

b) 一塁塁審
 二塁塁審が二塁を離れましたので、一塁走者の二塁触塁は一塁塁審が確認します。一塁走者が二塁へ走りましたら、走者と共に二塁へ走ります。そして可能な限り二塁に近づいて一塁走者の二塁触塁を見てください。そして、二塁塁審が戻ってくるまでは二塁上における一塁走者及び打者走者に対するプレイの判定を行います。二塁塁審が戻ってきましたら、プレイに注意しながら一塁へ戻ります。



c) 球審
 打者走者の一塁触塁は、一塁走者を追った一塁塁審に代わって球審が確認します。球審は本塁と一塁の中間くらいの位置のファウル地域に進み、そこから打者走者の一塁触塁を確認します。その後二塁走者の本塁進塁に備えるため、視線を二塁走者に移します。もし二走者に対して本塁上でタッグプレイが発生しそうだという状態でしたら、急いで本塁へ戻ってプレイに備えます。二塁走者や一塁走者がプレイ無しに得点できそうなときは、本塁へ戻らずに、その場で本塁の触塁を見て構いません。

d) 三塁塁審
 全走者の三塁触塁や三塁上でのプレイに準備します。



<打球が左翼線へ飛んだとき>(図66)

a) 三塁塁審
 打球を追います。ファウルライン付近への打球はファウルラインをまたいで判定します。そしてフェア宣告後、野手が内野へ送球するまではその場にとどまります。内野への送球後は打者走者が三塁に達するまでには三塁へ戻ります。

b) 球審
 打球を追って三塁塁審が三塁を離れたときは、二走者及び打者走者の三塁触塁は球審が判定します。球審は三・本塁間の中間くらいのファウル地域へ進み、二人の走者の三塁触塁を確認します。そして、この二走者が本塁に達するときは、その場の位置から彼らの本塁触塁を見ます。もし三塁上で一塁走者や打者走者に対するプレイが発生しそうな状況で、三塁塁審がそれまでに戻ってくることが不可能であると思われるときは三塁へ走って、これらのプレイの判定を行います。

c) 一塁塁審
 打者走者の一塁触塁を確認した後、本・一塁間の中間ほどまで本塁へ近づきます。その位置から打者走者の動きを注意します。そして、球審が三塁をカバーするために本塁から離れることになりましたら本塁まで走ります。このとき、全走者と打者走者の本塁上におけるプレイの判定は一塁塁審が行います。

d) 二塁塁審
 一塁走者の二塁触塁を確認した後、打球と打者走者を同一視界に入れるため内野内へ走りこみます。そして打者走者の二塁触塁を確認すると同時に、二塁上でタッグプレイが発生したときにはその判定を行います。




   今日も元気に「ストライク!」

(2002.2.15)

前項に戻る 「くまの穴」メニュー 次項へ進む

草審判員 くま


トップ 〕/ リーグ名簿チームリンク集スポーツ安全保険草野球資料室草野球フォーラム
「まるドの目」「くまの穴」「草野球の科学」「マネージャーの声」「拝啓 新興チーム様」** ログイン**