「草野球の窓」くまの穴

第3章(2)四人制審判の連携動作
E.外野飛球に対する判定
〜走者一・三塁の場合〜

<打球が右翼線へ飛んだとき>(図67)

a) 一塁塁審
 打球を追いかけます。ファウルライン際への打球はラインをまたいで判定します。そしてフェアの宣告後は、野手が内野へ送球するまではその場にとどまります。内野への送球後は直ちに一塁へ戻ります。

b) 球審
 一塁塁審が打球を追って一塁を離れましたので、打者走者の一塁上での判定は球審が受け持ちます。球審は本塁と一塁の中間くらいの位置のファウル地域に進み、そこから打者走者の一塁触塁と三塁走者の本塁触塁を確認します。打者走者を先に見るか、三塁走者の得点を先に見るか、それは状況に合わせて判断してください。
 三塁走者が本塁に達した後は、一塁走者の進塁に注意します。プレイ次第では本塁へ戻ります。

c) 二塁塁審
 一塁走者の二塁触塁を内野の外側から確認するとともに、打者走者の二進に準備します。打者走者が二塁に達するまでには内野内へ入ってその後のプレイに注意します。

d) 三塁塁審
 一塁走者の三塁触塁確認と打者走者の三進に準備します。



<打球が右中間〜左中間へ飛んだとき>(図68)

a) 二塁塁審
 打球を追いかけます。フェア宣告後は野手が内野へ送球するまでその場にとどまります。内野への送球後は直ちに二塁へ戻ります。

b) 一塁塁審
 二塁塁審が打球を追って二塁を離れましたので、一塁走者の二塁触塁は一塁塁審が確認します。一塁走者が二塁へ走りましたら、走者を追って二塁へ走ります。一塁を見る必要はありません。そして可能な限り二塁に近づいて一塁走者の二塁触塁を見てください。二塁塁審が戻ってくるまでは二塁上における一塁走者及び打者走者に対するプレイの判定を行います。二塁塁審が戻ってきましたら、プレイに注意しながら一塁へ戻ります。



c) 球審
 打者走者の一塁触塁は、一塁走者を追った一塁塁審に代わって球審が確認します。球審は本塁と一塁の中間くらいの位置のファウル地域に進み、そこから打者走者の一塁触塁と三塁走者の本塁触塁を確認します。打者走者を先に見るか、三塁走者の得点を先に見るか、それは状況に合わせて判断してください。三塁走者が本塁に達した後は、一塁走者の進塁に注意します。プレイ次第では本塁へ戻ります。

d) 三塁塁審
 全走者の三塁触塁や三塁上でのプレイに準備します。



<打球が左翼線へ飛んだとき>(図69)

a) 三塁塁審
 打球を追います。ファウルライン付近への打球はファウルラインをまたいで判定します。
 そしてフェア宣告後、野手が内野へ送球するまではその場にとどまります。内野への送球後は打者走者が三塁に達するまでに三塁へ戻ります。

b) 球審
 打球を追って三塁塁審が三塁を離れたときは、一塁走者及び打者走者の三塁上でのプレイは球審が判定します。球審は三・本塁間の中間くらいのファウル地域で三塁走者の本塁触塁を確認します。この後、一塁走者の三塁進塁に注意します。一塁走者に対するタッグプレイが本塁上で行なわれると判断したときは本塁へ戻ってこれの判定を行ないます。三塁上で一塁走者に対するタッグプレイが発生しそうなときは三塁をカバーします。また、三塁打になりそうな雰囲気でしたら、一塁走者の得点を前述のファウル地域で見た後、打者走者の三進を確認するため三塁へ走ります。
 もし三塁塁審が打者走者の三塁到達までに戻ってくることが可能でしたら、打者走者は塁審に任せます。

c) 一塁塁審
 打者走者の一塁触塁を確認した後、本・一塁間の中間ほどまで本塁へ近づきます。その位置から打者走者の動きを注意します。そして、球審が三塁をカバーするために本塁から離れることになりましたら本塁まで走ります。このとき、全走者の本塁上におけるプレイの判定は一塁塁審の担当となります。

d) 二塁塁審
 一塁走者の二塁触塁を確認した後、打球と打者走者を同一視界に入れるため内野内へ走りこみます。そして打者走者の二塁触塁を確認すると同時に、二塁上でタッグプレイが発生したときにはその判定を行います。




   今日も元気に「ストライク!」

(2002.3.3)

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草審判員 くま


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