「草野球の窓」くまの穴
第3章(3)三人制審判の連携動作
B.塁審の構え方

 ここでは二人の塁審(一塁・三塁塁審)の立つ位置と構え方について解説します。

<走者なしの場合>(図85)
a) 一塁塁審
 一塁の後方、約3mから6mくらいの位置で、ファウルラインをまたいで本塁に向かって立ちます。

b) 三塁塁審
 三塁の後方、約3mから6mくらいの位置で、ファウルラインをまたいで本塁に向かって立ちます。
 もし一塁手や三塁手が普通の守備位置以上に外野方面へ後方に構えたときには、各塁審は内野手より前方に立つことになるかもしれません。そのようなときは、内野手より1.5〜2mばかりさらに後ろの位置に、ファウルラインをまたいで立ってください。



<走者一塁の場合>(図86)
a) 一塁塁審
 一塁の後方、約1.5〜2mくらいの位置まで塁に近づきます。そしてファウルラインをまたいで立ち、身体をやや投手側に向けます。これは、投手のけん制球に備えるためであり、また投手が違反行為(ボーク)をしていないかどうか注視するためでもあります。
 そして、投手の投球ごとにやや前かがみに姿勢を低くし、両手をひざの上に置いて構えます。投球が打たれなかったら、背筋を伸ばしてリラックスします。
 一球ごとに構えなおします。

b) 三塁塁審
 一塁走者の二塁上でのプレイを判定するために、二塁から約5m離れた内野内に移動します。その位置は本塁と二塁及び本塁と遊撃手を結んでできた二本の直線の中間です。そして、本塁に身体を向けて立ちます。投手が投球の姿勢になりましたら、守備の妨げにならないよう特に姿勢を低く両手をひざの上に置いて構えます。けれども、完全にしゃがみこんではなりません。しゃがみこんでしまえば、とっさの移動ができないからです。一塁塁審と同じく、投球が打たれなかったら、背筋を伸ばしてリラックスします。
 一球ごとに構えなおします。



<走者三塁の場合>(図87)
a) 一塁塁審
 一塁の後方、約3mから6mくらいの位置で、ファウルラインをまたいで、本塁に向かって立ちます。そして、投手の投球ごとにやや前かがみに姿勢を低くし、両手をひざの上に置いて構えます。投手が投球するまでは、投手のボークに注意します。投球が打たれなかったら、背筋を伸ばしてリラックスします。
 一球ごとに構えなおしてください。

b) 三塁塁審
 三塁の後方、約1.5〜2mくらいの位置まで塁に近づきます。そしてファウルラインをまたいで立ち、身体をやや投手がわに向けます。投手のけん制球に備え、投手がボークをしていないかどうか注視するためであることは前例と変わりありません。
 そして、投手の投球ごとにやや前かがみに姿勢を低くし、両手をひざの上に置いて構えます。投球が打たれなかったら、背筋を伸ばしてリラックスします。
 一球ごとに構えなおします。



<走者二塁だけの場合、及び走者が複数いる場合>(図88)
a) 一塁塁審
 一塁と二塁上で発生するプレイを判定するために、二塁から約5m離れた内野内本塁と二塁及び本塁と二塁手を結んでできた二本の直線の中間に移動します。そして、本塁に身体を向けて立ちます。投手が投球の姿勢になりましたら、守備の妨げにならないよう特に姿勢を低く両手をひざの上に置いて構えます。三塁塁審のときと同様、完全にしゃがみこんではなりません。審判員は常に機敏な動作を求められています。投球が打たれなかったら、背筋を伸ばしてリラックスします。そして一球ごとに構えなおします。

b) 三塁塁審
 三塁の後方、約1.5〜2mくらいの位置まで塁に近づきます。そしてファウルラインをまたいで立ち、身体をやや投手がわに向けます。投手のけん制球に備え、ボークに注意するためです。そして投手の投球ごとにやや前かがみに姿勢を低くし、両手をひざの上に置いて構えます。投球が打たれなかったら、背筋を伸ばしてリラックスしてください。
 一球ごとに構えなおします。




   今日も元気に「ストライク!」

(2003.1.31)

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草審判員 くま


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