「草野球の窓」くまの穴
第3章(4)二人制審判の連携動作
D.外野飛球に対する判定
〜走者なしの場合〜

【概略】
 塁審は、中堅から右翼線の範囲に打球が飛んだとき、その打球の判定を担当します。
 ただし、常に打球を追って外野へ走るのではなく、追うべき打球と追う必要のない打球とを瞬時に判断して次の行動に移ることが大切なのです。

ア)打球を追う場合
  ・野手が打球に飛びついて捕球するようなとき
  ・フェンス際の打球
  ・複数の野手が集まってくる打球
  ・一塁のファウルライン際の打球
  ・場外へ出そうな打球

イ)打球を追わない場合
  ・平凡な外野飛球
  ・外野手間を打球がライナーで抜き,長打となるのが確実なとき



(1)打球が中堅から右翼線の範囲へ飛んだとき

<塁審が打球を追わない場合>(図130)
a) 塁審
 打球の行方に注意しながら内野内に入り、打者走者の一塁触塁を確認します。
 その後は打者走者の進塁に合わせ、三塁までのプレイを判定します。 b) 球審
 内野内に入り、打者走者の進塁に注意します。打者走者が本塁へ向かいましたら,本塁上のプレイの判定を担当します。


<塁審が打球を追う場合>(図131)
a) 塁審
 打球を追います。ファウルライン際の打球はラインをまたいだ状態で打球の判定を行います。
 フェアの宣告後は、打球の行方に注意しながら本塁へ走ります。
 もし打者走者が本塁への走塁を試みたときは、その判定を球審に代わって行います。 b) 球審
 内野内に入ります。打者走者の一塁触塁を確認後、打者走者の進塁に合わせて二塁と三塁へ進みます。
 打者走者に対する本塁以外の塁でのタッグプレイを球審一人で担当します。

(2)打球が中堅から左翼線の範囲へ飛んだとき(図132)
  (中堅に飛んだ打球は塁審の管轄なので除く)
a) 球審
 打球を追います。ファウルライン際への打球はラインをまたいで判定してください。
 フェア宣告後は打者走者の動きに注意します。もし彼が本塁へ向けて走塁を始めましたら、直ちに本塁へ戻り,タッグプレイに準備します。

b) 塁審
 内野内へ入り、打者走者の一塁触塁を確認後、打者走者の進塁に合わせて二塁と三塁へ進みます。
 打者走者に対する本塁以外の塁での触塁、及びタッグプレイは、塁審一人で判定します。




   今日も元気に「ストライク!」

(2003.9.23)

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草審判員 くま


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