グランド倫理【97秋】


 我々、草野球人が「草野球」を楽しむに当たって、考えなければならない問題は数多くあります。このグランド倫理の数ページで、それをある程度まで想定し網羅したつもりでいたのですが、この度、また新しい問題が提起されました。

《メール3》

※当方の判断で匿名扱いさせていただきました。
 いつもこのホームページを使わせていただいているチームです。グラウンド倫理について、幹事さんの提案されている部分と少し違ってしまうのですが、実際にあったケースで私はどう対応するべきだったのかご意見を伺いたくメールを出すことにしました。

 ある日の試合でのことなのですが、その日のグラウンドは2面が対角になっているところでした。広さ的にはセンターの選手が反対側のセンターの選手と向かい合って守るぐらいといえばおわかりいただけるでしょうか。そこで、私たちは試合、反対側では練習でした。当然外野を抜ければ相手側の内野、あるいはホーム付近までボールが転々とするのでやや深めに守っていたのですが、2本抜かれて反対側のチームの方へ行ってしまいました。その時は「がんばれー」と練習中の手を 止めて打球の処理を待ってくれており、こちらも「すみませーん」と挨拶していたのですが・・・。

 しばらくして、反対側のグラウンドでフリーバッティングが始まりました。すると私たちのライト(相手側のレフト)の守備位置付近に3人、セカンドの後ろに1人、センターの近くに2人という感じで守りにつき、打球がポンポンと飛んでくるようになりました。
 「まあ、お互い様だからなー」とはじめは思っていたのですが、打撃好調のフリーバッティングは延々と続きます。「これは危ないな」ボールが飛んで来ることもさることながら、選手同士の接触による怪我はとても危険です。まして違うボールを違う角度で追っているとしたら・・・。
 そう思って私は一番近くにいた人に言いました。「こちらも迷惑をかけているので言いたくはないんですが、けが人がでてからでは遅いのでハーフぐらいで打っていただけませんか」。すると、その人はかなりムッとしたらしく「ハーフで打てってさ」といって引きあげていきました。

 グラウンドは各々お金を払って取ったのであり、そのチームにとってせっかくの打撃練習のチャンスを奪い取る権利は私にはないと思いますが、もし、逆の立場だったらどうかなーと考えると自分としては正しかったと思います。ただ、もっとよい方法があれば、あるいは私の考えは間違っているというご意見があれば伺いたいのでよろしくお願いします。

 今回寄せられたメールは、「楽しい」「楽しくない」の観点よりさらに深刻な、「安全」に係わるものです。今回の内容にあるような「センターが重なる」というグランドはいずこにも存在します。このようなグランドでの我々の振る舞い方をこの機会に考えてみてはどうかと思い、ここに問題提起させていただきました。

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