処置の基本(R・I・C・E)

局所の外傷に対する処置は、Rest(安静)I ce(冷却)Compression(圧迫)Elevation(挙上)に代表される。
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(R) Rest(安静)
損傷部位の腫れや血管の断裂などを防ぐ意味で重要である。全身安静の他、損傷部位への副木・テーピング・ギプスなどによる固定が挙げられる。現場に何もない場合は、段ボール箱を折り曲げてもよいし、バットを流用することもできる。

(I) I ce(冷却)
速やかに患部を冷却することにより、内出血を抑え、腫れを最小限に抑える効果がある。冷やし方は部位により異なるが、足関節であればバケツに入れた氷水につけ、その他の部位ではビニール袋に氷水を入れて行なう。20分冷やして40分休むのを基本とする。
最近では急速冷却可能なコールドパックや試合中に使用するコールドスプレーなどが利用できる。

(C) Compression(圧迫)
内出血や腫れを抑える目的で行なう。腫れが予想される部位にスポンジやパッドのようなものを当て、やや圧迫気味にテーピングや包帯で固定する。あまり圧迫し過ぎると、血流を妨げ循環障害を来すので注意が必要である。巻き方は末梢から(手足であれば先の方から)巻いていくこと。

(E) Elevation(挙上)
腫れの防止、および腫れを早くひかせるために有用である。損傷部位の腫れは、血液やリンパ液の貯留によって起こるため、患部を高く挙げることによってこれらのさらなる流入を減少させ、また流出を促進する。手指のケガでは手指を下げずに三角巾で吊っておく。下腿のケガでは寝るときに何らかのクッション(スポーツバッグなど)で挙上させておく。


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