…走者のアウト(3)…
(7.08c)ボールインプレイで走者が塁を離れているときに触球された場合。
【付記一】打者走者が一塁に走るときは、ただちに帰ることを条件としてならば、オーバーランまたはオーバースライドして一塁を離れているとき触球されても、アウトにはならない。
【付記二】走者がいったん安全に塁に達した後、走者の衝撃で塁のバッグが定位置から離れたときは、その走者に対していかなるプレイもできない。
【付記三】あるプレイ中に塁のバッグまたはホームプレートが定位置から離れたとき、引き続いて、次の走者が進塁してきて、元の塁が置かれていた地点に触れるか、またはその地点にとどまれば、その走者は正規に塁に触れたもの、または正規に塁を占有したものとみなされる。
【注一】四球を得た打者が一塁に進むにさいしては、ただちに帰ることを条件としてなら、一塁に触れた後走り越すことは許される。
【注二】野手が走者に触球しようとするときには、走者もアウトを免れようと、激しく触塁する場合が多く、野手と走者とが衝突した結果、野手がボールを落としたときは、触球後にボールを確実に保持していないことになるから、走者はアウトにはならない。また、野手が走者に触球した後も、これを確実に握っていなければならず、たとえボールを地上に落とさなくても、手の上でジャッグルなどした場合には、走者はアウトにはならない。野手が触球した後、どのくらい確保すればよいかは、一に審判員の判定に待つべきである。〔2.15参照〕
(7.08d)フェア飛球、ファウル飛球が正規に捕えられた後、走者が帰塁するまでに、野手に身体またはその塁に触球された場合。
ただし、投手が打者へ次の一球を投じてしまうか、または、たとえ投球しなくても、その前にプレイをしたり、プレイを企ててしまえば、帰塁をしていないという理由によって走者がアウトにされることはない。この場合は、アピールプレイである。
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【原注】走者は、ファウルチップのさいはタッグアップする必要はないから、盗塁することもできる。しかし、チップしたボールを捕手が捕えなかった場合は、ファウルボールとなるから、走者は元の塁へ戻らなければならない。
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【注】飛球が捕えられたとき、走者が帰塁しなければならない塁とは、進塁の起点となる塁、すなわち、投手の投球当時走者が占有していた塁を指す。
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