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◆ミャンマーに全日本のヘルメットが!
5月4日(日)
選手達が使う野球道具のほとんどは日本から寄贈されている。ヘルメットには全日本と日本生命のマークが【18】。。全日本のヘルメットはシドニーオリンピックで使われた物。背番号3、5と入っている。ダイエー松中と近鉄中村が使った物だ! 日本でオークションに出したら1つ7,8万以上の値段がつくだろう。日本へ持って帰りたい気持ちをぐっと抑える(笑)。 ミャンマーでは野球道具は売っていないのでとても貴重だ。ボール一つにしても選手達は大切に使っている。破れたボールの皮は、破れたスパイクのつま先にボンドで貼り付けられてカバーとして利用される。ここまで使ってもらえれば寄贈した人も喜ぶだろう。ミャンマーに来てから、私も物を大切にすることの大事さをあらためて考えさせられた。
5月5日(月) サンウィン君【19】とも初めてじっくりと話す。サンウィンは16才で野球を始めて半年ほどの選手。練習には3日参加1日休みといった具合で参加している子だ。この子はいつもニコニコ笑っていて笑顔を絶やさない子だ。悩みなどなさそうに見えたので、私は冗談で「サンウィンは悩みなんかないだろ?」と質問してみた。サンウィンはうつむきながら「私の家は比嘉さんが考えられないくらいせまい家です。その家で4人で暮らしていることが悩みです」との答え。。。まずいことを聞いてしまったと後悔する。。野球場で見る選手達はどの選手も楽しそうに見えるが、それぞれに私の考えもつかないような悩みを抱えているのだろう。。サンウィンの将来の夢は「立派な家を建てること」。簡単ではないだろうが、目標をしっかりと持って頑張って夢を実現してほしい。
午前中はスクイズの練習とシートノックで終了。午後は岩崎さんが仕事で不在。中嶋君と練習メニューを考える。監督がいないと緊張感なく多少だれてしまうので、飽きさせないために時間いっぱいフリーバッティングをさせる。
練習の終わりころに岩崎さんがやってきた。岩崎さんが来ると選手達に緊張感が生まれるのがわかる。練習終了後は岩崎さん宅で夕飯をご馳走になる。やはり日本食は美味しい。明日から4日間は練習を休んで旅行に行く。ヤンゴンから約500キロ離れた遺跡の町バガン【20】へ。午後9時にホテルへ戻り旅行の準備をして午後10時に就寝。
5月6日(火)〜5月9日(金)
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| 2003年11月23日掲載 | ||||||||||
| 比嘉 満 |
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